プロフィール
ヨガを始めたきっかけは?
私は大学の教員で長年英語教育を研究してきました。特に,TPR (Total Physical Response)という英語を聞きながら動作を行う教授法に興味がありました。 TPRというのは,赤ちゃんが母国語を身につけていく過程を外国語学習に応用した教授法で,「動作を行いながら外国語を習得していく」というものです。TPRはどちらかというと児童を対象にしたものが多いので,大人も楽しんで行えるTPRとはどのようなものだろうと長年模索しておりました。
そのような中ハワイに行った際に,ワイキキで無料のヨガの講座に参加しました。英語でインストラクションを聞きながら,体を動かしていくのですが,それがとても楽しくて楽しくて。。これが大人のTPRなのかと悟り,いつか自分も教えられるようになりたいと思い,それから何年もかけて,ヨガのインストラクターの資格(全米ヨガアライアンスRYT500)を取得しました。
ヨガを始めて何が変わりましたか?
仕事柄1日10時間以上何日もパソコンに向かっていてもまったく苦ではないのですが,気が付くとガチガチに首・肩が凝り,激しい頭痛で吐いてしまうことがしばしばありました。ただ,ヨガをはじめてからはそのようになる前にヨガをやるようにしていますので,かなり健康になったと思います。また,以前は授業中立って講義をするのも大変だったのですが,今はあまり苦痛に感じなくなりました。かなり体力が付いたと思います。
あなたにとってヨガとは?
博士論文を書いているとき,パソコンから離れない生活を続けており,こんな生活を続けていると自分は早死にするなと思った時期がありました。今は仕事で煮詰まってくると,パソコンを消して,「陰ヨガ」をゆったり1時間ぐらい行うようにしています。無になることによって,いろいろなひらめきが生まれてくることがあり,ヨガは私にとって健康上も,仕事上も欠かせないものとなっています。
INVANAを見ている方々へ一言
動作を行いながら英語が学べるTPRは英語習得にとても効果的です。ちょっとした時間があるときに,毎日の習慣にしてください。特に,聞こえてくる英語を同時に口に出す訓練法であるシャドーイングを行いながら,ヨガをやってみてください。体で英語を覚えるということになり,知らぬ間に英語力が向上します。
保持資格や経験等
全米ヨガアライアンスRYT500
博士号(教育学)
バッジ
- ヨガ